熱海桜

日本一早い桜が街を染める熱海・糸川沿い。ライトアップや週末イベントも充実、温泉と桜を一度に楽しめる見どころを紹介

イベント概要

開催期間2026年1月10日(土)~2月8日(日)
開催場所糸川遊歩道(熱海市中央町)
ライトアップ16:30~23:00(毎日)
鑑賞無料
糸川沿いの熱海桜

熱海温泉街の中心を流れる糸川沿いで開催される「第16回あたみ桜糸川桜まつり」は、日本で最も早咲きの桜「あたみ桜」を楽しめるイベントです。濃いピンクの花が咲き誇る糸川遊歩道は、約300メートルにわたり58本の桜が植えられ、街全体が春色に染まります。例年多くの観光客で賑わうこのまつりは、温泉と桜を同時に楽しめる熱海ならではの風物詩です。

開催期間は2026年1月10日(土)から2月8日(日)まで。見頃は1月中旬から2月上旬で、期間中は毎日16:30~23:00にライトアップが行われ、幻想的な夜桜を楽しめます。会場は熱海市中央町の糸川遊歩道で、JR熱海駅から徒歩約20分とアクセスも良好。周辺には有料駐車場がありますが、週末は混雑するため公共交通機関の利用がおすすめです。

まつり期間中は、桜茶やお茶の無料サービス(なくなり次第終了)、バンド演奏、剣舞、猿回し、大道芸など、週末を中心に多彩なイベントが開催されます。ドラゴン橋周辺では写真スポットも用意され、家族連れやカップルで楽しめるコンテンツが充実。さらに、熱海梅園では「梅まつり」も同時開催されており、桜と梅の競演を楽しめるのも魅力です。

「あたみ桜」は、同じ枝に早期と後期の花芽をつけるため、長期間にわたって花を楽しめるのが特徴。明治時代に熱海にもたらされ、市内各所に広がりました。糸川沿いのほか、親水公園、渚小公園、梅園前市道、さくらの名所散策路などにも桜スポットが点在しており、散策しながら熱海の街並みを満喫できます。

夜桜のライトアップは特におすすめ。温泉で体を温めた後に散策すれば、冷たい空気の中で淡い光に照らされた花が幻想的な雰囲気を演出します。防寒対策をしっかりして、歩きやすい靴で訪れるのがポイントです。桜茶の振る舞いを楽しみたい方は午前中の来訪がおすすめです。

アクセスはJR熱海駅から徒歩約20分。バス利用なら「銀座」または「本町商店街」バス停が最寄りです。車の場合は市営東駐車場などの有料駐車場を利用してください。週末は御成橋~桜橋間で車両通行規制があるため注意が必要です。

熱海温泉の宿泊と組み合わせれば、昼は桜と海、夜は温泉と夜桜という贅沢な二重奏が楽しめます。早春の熱海で、桜と温泉が織り成す特別な時間をぜひ体験してください。

熱海桜 ライトアップ